公開部門委員会 第298回木質材料部門委員会
主催
日本材料学会 木質材料部門委員会(後援 産総研コンソーシアム持続性木質資源工業技術研究会)
会場
京都テルサ 東館3階C会議室(ROOM7)(京都府京都市南区東九条下殿田町70)
日時
平成30年10月17日(水)14:30〜16:30
主題
木質材料の物性評価と工業材料化に向けた取り組み
趣旨
生物資源である木材・木質系材料は,複雑な微細構造・組織構造に加えて個体や部位によるそれらの違いを持つため,各種処理条件や得られる製品物性を一概に判断することは非常に困難です.このことが,信頼性を重視する工業技術や材料開発において大きな障壁ともなっています.
本公開部門委員会においては,木質バイオマス資源の工業材料化を目指すうえで,木材の物性・材料特性について再度理解を深めるとともに,その評価手法と活用に関する最新の話題や研究成果を提供していただくことによって,上述の課題に対してどのようなアプローチが可能かを考える機会を設けました.関連分野の研究者,技術者の方々をはじめ,本分野に関心を持つ多数の方々の参加をお待ちしております.
プログラム
「スギ造林木の成長と材質」(14:30〜15:20)
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
木材加工・特性研究領域 組織材質研究室
山下 香菜 氏「滅びゆく古典的木質材料研究 〜「時代遅れ」は「伝統」に変われるのか?〜」(15:30〜16:20)
秋田県立大学 木材高度加工研究所
山内 秀文 氏
参加費
無料
なお,参加の事前登録は致しませんので,参加ご希望の方は当日会場にお越しください.