公開部門委員会 第301回木質材料部門委員会

主催

日本材料学会 木質材料部門委員会(後援 産総研コンソーシアム持続性木質資源工業技術研究会)

会場

京都テルサ 東館3階「C会議室」(ROOM9)
(京都府京都市南区東九条下殿田町70)

日時

令和元年10月16日(水)14:30〜16:45

主題

木質材料に対する生理生態学的・科学的アプローチ

趣旨

生物資源である木材・木質系材料は,複雑な微細構造・組織構造に加えて個体や部位によるそれらの違いを持つため,各種処理条件や得られる製品物性を一概に判断することは非常に困難です.このことが,信頼性を重視する工業技術や材料開発において大きな障壁ともなっています.
本公開部門委員会においては,持続生産可能な木質バイオマス資源の工業材料化を目指すうえで,森林における樹木の生態学的役割について再度理解を深めるとともに,木材加工の定性的・定量的な解析手法に関する最新の話題と研究成果を提供していただくことによって,上述の課題に対してどのようなアプローチが可能かを考える機会を設けました.
関連分野の研究者,技術者の方々をはじめ,本分野に関心を持つ多数の方々の参加をお待ちしております.

プログラム

  1. 「森林の健全性とは」(14:30 – 15:30)

    京都府立大学大学院 生命環境科学研究科
    環境科学専攻 生理生態学研究室
    池田 武文 氏

  2. 「伝統技術-曲げ木-を科学する」(15:45 – 16:45)

    岐阜県生活技術研究所 試験研究部
    石原 智佳 氏

参加費

無料
なお,参加の事前登録は致しませんので,参加ご希望の方は当日会場にお越しください.