第30回初心者のための疲労設計講習会

開催日 平成29年10月12日(木),13日(金)

主催

日本材料学会

共催

日本材料学会関西支部

協賛

土木学会,日本機械学会,日本鉄鋼協会,日本建築学会,日本材料試験技術協会,日本コンクリート工学会,日本複合材料学会,強化プラスチック協会,高分子学会,日本化学会,日本レオロジー学会,プラスチック成形加工学会,精密工学会,日本金属学会,日本塑性加工学会,日本船舶海洋工学会,溶接学会,日本溶接協会,日本高圧力学会,日本高圧力技術協会,日本材料科学会,日本非破壊検査協会,腐食防食学会,粉体工学会,粉体粉末冶金協会,自動車技術会,日本材料強度学会,日本セラミックス協会 (予定)

開催日

平成29年10月12日(木) 9:00〜17:00
平成29年10月13日(金) 9:00〜17:00

場所

京都テルサ 東館2階「視聴覚研修室」(ROOM10)
〒601-8047 京都市南区東九条下殿田町70番地
    京都府民総合交流プラザ内
http://www.kyoto-terrsa.or.jp/access.html

趣旨

最近では各種機械製品のみならず,機能的な要素や部品を含め,その破損事故の大部分は繰返しの力による疲労が原因です.そのため,製品の設計や保守に携わる技術者にとって疲労破壊の防止や寿命予測は重要な問題です.一方,昨今の経済状況の悪化により,企業での疲労研究はもちろん,疲労に関する知識や技術的対策の伝承は十分になされていないのが現状です.
本講習会は,現在疲労問題に直面している技術者はもとより,これから直面すると予想される若手技術者ならびに学生を対象として,まず疲労とは何かという基礎を学習いただいた後,実際の耐疲労設計手法をわかりやすく修得していただけるように企画されています.ご自身で設計する製品の信頼性に不安を感じる設計者,これから耐疲労設計を任されることに不安を感じる若手技術者の方,是非参加して個人のスキルアップを図ってください.なお,本講習会を受講し,所定の演習を行った参加者には疲労部門委員会より「修了証」を発行いたします. さらに本講習会受講により日本材料学会技能検定・材料試験士1級(疲労試験)の受験条件の1つを満たすことになります.

プログラム

10月12日(木)

開会の挨拶 (9:00〜9:10) 日本材料学会疲労部門委員会幹事

1. 疲労現象と事故事例 (9:10〜10:30)

神戸大学大学院 中井 善一

材料の疲労とは,どのような現象であり,どのような事故が起こっているのかを紹介するとともに,本講習会の内容を理解するために必要な材料力学の基礎 (応力,ひずみの概念,応力−ひずみ関係など) の説明を行います.

2. 疲労強度T(10:40〜12:00) 

神戸大学大学院 塩澤 大輝

応力−寿命関係(S-N曲線),疲労限度ならびにそれらに及ぼす切欠きの影響ならびに寸法効果についてやさしく説明します.

3. 疲労強度U(13:00〜14:20)

立命館大学 上野  明

疲労強度に及ぼす平均応力や残留応力の影響は設計上しばしば問題となりますので,まずはその影響について説明します.また,低サイクル疲労は比較的大きな負荷が作用する場合に問題となりますが,その現象や寿命評価法についても説明します.

4. 疲労き裂進展 (14:30〜15:50)

大阪工業大学 西川  出

疲労き裂を含む材料の強度は材料力学では取り扱うことができず,線形破壊力学に基づかなければなりません.破壊力学の基礎を説明した上で,疲労き裂の進展挙動ならびに影響因子について説明します.

5. 演習(15:50〜17:00)

神戸大学大学院 塩澤 大輝

疲労の基礎についての理解を深めるため,基本的な演習問題を行います.複数の講師により受講者の質問にきめ細かく対応します.

10月13日(金)

6. 実働応力下の疲労 (9:00〜10:20)

広島大学大学院 菅田  淳

実機に作用する荷重は振幅が一定となる場合はまれで,平均応力や振幅が複雑に変動するランダム荷重となります.その場合の取り扱いについて説明します.

7. 疲労強度設計T(溶接構造物) (10:30〜11:40) 

神戸製鋼所 杵渕 雅男

疲労限度設計,疲労寿命設計等の疲労強度設計の概論を説明した後,溶接構造物の設計規格について概説します.

8. 疲労強度設計U(鉄道車軸および台車枠) (12:50〜13:50)

新日鐵住金 牧野 泰三

鉄道車両用台車の主要構造である,車軸および台車枠を対象に疲労特性を説明するとともに,JIS規格に規定された設計法を概説します.

9. 疲労強度設計V(原子力機器) (14:00〜15:00) 

三菱重工業 朝田 誠治

原子力機器の設計指針に関して,主に米国の規格であるASME BPV Code Sec. III およびXIを取り上げて説明します.

10. 演習(15:10〜16:55)

神戸大学大学院 菊池 将一

疲労強度設計法に関する演習を行います.

閉会の挨拶 (16:55〜17:00)日本材料学会疲労部門委員会幹事

定員

40名

参加費

会員: 15,000円,非会員: 26,000円,学生会員: 2,000円,学生非会員: 5,000円(いずれもテキスト代を含む).現在非会員の方で当日までに材料学会入会手続きをすまされた方は会員価格で参加頂けます.

※会費は上記差額に相当する正会員11,000円,学生会員3,000円(会誌送付なし)です.この機会に是非入会をお願い致します.賛助会員の会社に所属されている方は会員価格でご参加頂けます.

申込締切

平成29年9月27日(水)   定員になり次第締め切ります.

申込方法

ホームページからお申し込み頂き,郵便振替または銀行振込でお支払いください.請求書等の書類が必要な方はその旨お知らせください.現金にてお支払いの場合には,上記ホームページにて所定の項目にご記入頂いた後の確認画面を印刷し,参加料を添えて下記へお申し込みください.なお,ホームページにアクセスできない方は参加申込書(随意用紙)に講習会名「第30回初心者のための疲労設計講習会」,氏名,勤務先,電話番号,所属団体名等を明記いただき,FAXもしくは郵送でお申し込みください.
・・・>>参加申込フォーム

申込先

〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
日本材料学会「初心者のための疲労設計講習会」係
TEL: (075) 761-5321,FAX: (075) 761-5325
Email: jimu@jsms.jp
・郵便振替:01000-1-26625
・銀行振込:みずほ銀行出町支店 普通No.1005419
 口座名義 公益社団法人 日本材料学会

注意事項

1) 参加費の払い戻しはいたしません.
2)「べき乗計算できる電卓と筆記用具」を必ずご持参ください(演習で使用します).
※講習会参加の申込の際にお届けいただいた個人情報は,本講習会の運営のみに使用させていただきます.