第45回生体・医療材料部門 公開委員会 「人工股関節の開発における力学的検討」

主催

日本材料学会 生体・医療材料部門委員会

協賛

日本材料学会 北陸信越支部

期日

平成29年3月22日(水)13:00−16:30

会場

ミズホ株式会社. 五泉工場
〒959-1821 新潟県五泉市赤海3631番14
http://www.mizuho.co.jp/corporate/map/gosen.html

交通

JR 磐越西線 五泉駅より車で10分  
(自家用車でお越しの場合は,事前にご連絡ください.新潟駅よりバス送迎を予定しております.12時までに新潟駅にお越し下さい.集合場所は別途ご連絡致します.)

スケジュール

12:00- 新潟駅前よりバスにて会場に移動
13:00‐13:30 部門委員会議事
13:40 - 14:40 ミズホ株式会社五泉工場 見学
14:50‐16:30 研究討論会(詳細は下記参照)
16:30- 会場より新潟駅前までバス送迎 
17:30- 研究交流会(新潟駅前周辺の会場を予定.会費未定)

ミズホ株式会社五泉工場 見学

ミズホ株式会社では,MAXIM-LOCKなどの新たな人工関節製品を開発している.その生産工程は,ISO13485認証を受けた厳しい品質管理が行われている.その生産現場の見学を行います.

研究討論会(14:50‐16:30)詳細

14:50‐15:40 「人工股関節用Ti-Nb-Sn合金製ステムの開発」

東北大学 名誉教授 花田 修治 氏

Ti-6Al-4V合金製ステムは人工股関節用として現在広く臨床応用されているが、このステムには合金と皮質骨の弾性率の違いに起因した材料学的な課題が未解決のまま残されている。開発したTi-Nb-Sn合金を室温で強加工して低弾性率化した後、冷間型鍛造でニアネットシェイプとしてから、近位ネック部を局部熱処理することにより、課題解決に向けて近位部の高強度と遠位部の低弾性率を両立させた、力学特性傾斜化ステムを提案する。

15:40‐16:30 「人工股関節ステムの形状変更による骨への影響」

新潟工科大学 機械制御システム工学科 助教 笹川圭右 氏

人工股関節ステムの寸法パラメータ(横幅,厚さ,長さならびにプラズマコーティング領域)が異なる相似形状のステムモデルを対象として,THA適用患者の臨床データに基づいて有限要素応力解析を行った.ステムの寸法パラメータが及ぼす大腿骨−ステム間の境界面におけるすべり量,すなわち初期固定性ならびに応力分布への影響を比較・検討した結果を報告する.

研究交流会(17:30−)新潟駅周辺にて研究交流会を開催しますので奮ってご参加下さい.参加費(未定)は当日徴収致します.

お問い合わせ 参加申込み先

  

長岡技術科学大学 システム安全専攻 大塚雄市
e-mail: otsuka@vos.nagaokaut.ac.jp FAX:0258-47-9573

⇒参加申込み:@お名前,Aご所属,B連絡先(e-mail もしくはFAX)を,メールもしくはFAXにてお送り下さい.

(お送り頂いた個人情報は本委員会の開催に関する連絡目的にのみ使用されます.)