公開部門委員会
衝撃工学に関する最新動向

企画

衝撃部門委員会

会場

名城大学天白キャンパス
4号館A棟4F 412講義室

日時

平成29年5月26日(金)13:00〜17:20

趣旨

材料・構造の変形,破壊現象は車の衝突や地震,津波による動的破壊といった問題から,逆にこれを積極的に利用する破砕や加工の問題まで広い分野でしばしば見られる.こうした現象は 材料自身の動的性質と材料中を伝播する応力波などの力学的問題が絡み合い一般に複雑である.衝撃部門委員会では,関連の諸分野の研究者・技術者が集まり,材料の物性面からのみならず,解析方法,装置・実験法,計測法などのいろいろの視点から議論し検討している.今回の公開部門委員会では,衝撃工学における諸問題を解決するヒントを与えていただこうという観点から,建築,土木,機械の分野からそれぞれエキスパートを講師にお迎えすることができた.分野を超えて多くの研究者・技術者が一度に集まる機会でなければ,このような3件の講演を一度に聞けることはまれであると考えている.多くの方々にご参加いただけることを期待している.

プログラム

  1. 13:00〜14:00 運営会議
  2. 14:10〜17:20 講演会

(5) 建築構造における衝撃問題

筑波大学 システム情報系 構造エネルギー工学域
磯部 大吾郎 氏

(6) 衝突荷重を受ける鉄筋コンクリート版の破壊挙動

防衛大学校 システム工学群 建設環境工学科
別府 万寿博 氏

(7) マグネシウムの高速変形応答に及ぼす溶質元素の添加効果

神戸大学 先端融合研究環
向井 敏司 氏