第96回高分子材料セミナー
(第181回高分子材料部門委員会(公開))

開催日  平成30年11月22日(木)

主催

日本材料学会

共催

公立大学法人 滋賀県立大学

日時

平成30年11月22日(木)(13:30 - 16:45)

会場

滋賀県立大学産学連携センター2Fセミナー室
(滋賀県彦根市八坂町2500)

主題

『水素社会構築に向けた材料的アプローチの最前線』

趣旨

日本はこれまで,特定のエネルギー源に依存することなく,バランスのとれたエネルギーのベストミックスを実現してまいりましたが,多様な一次エネルギーからの製造、あらゆる形態での輸送・貯蔵が可能な水素は,従来の二次エネルギー構造を大きく変革するポテンシャルを有しています。また,工ネルギ一基本計画(2014年4月)では,「将来の二次エネルギーは電気、熱に加え水素が中心的役割を担う」ことが明記され,"水素社会"の実現に向けた取組の加速jが必要とも述べられています。そして,多岐にわたる分野において水素の利活用を抜本的に拡大することにより @大幅な省エネルギー, Aエネルギーセキュリティの向上、B環境負荷低減に大きく貢献できる可能性があります (3E+S:Economical efficiency(経済性),Energy security(安定供給), Environment(環境)+Safety(安全))。
本セミナーでは、「水素社会構築に向けた材料的アプローチの最前線」と銘打ちまして、水素に関わる各種材料の開発の現状について、それぞれの分野でご活躍されておられる講師の先生方をお招きし、ご講演いただきます。「これから水素関連材料の勉強をしようと思う」という学生を含め、多数の方のご参加をお待ちしております。

プログラム

(13:30 - 14:30)

1.「水素ステーション設備の動向」(仮題)

岩谷産業株式会社中央研究所副所長
繁森 敦 氏

(14:30 - 15:30)

2.「高圧水素ガスタンクの開発と要求特性・今後の課題」(仮題)

JFEコンテイナー株式会社
高圧ガス容器事業部(HPC事業部)技監
高野 俊夫 氏

(15:45 - 16:45)

3.「水素機器用樹脂材料の水素特性」(仮題)

九州大学大学院工学研究科機械工学部門
水素材料先端科学研究センター高分子研究部門長
西村 伸 氏

参加費

無料
なお、参加の事前登録は致しませんので、参加ご希望の方は当日会場にお越しください。

【会場アクセス】

滋賀県立大学産学連携センターHP:http://sangaku.office.usp.ac.jp/9access.html