関東支部 講演と見学の会 材料研究に使える中性子回折
− J-PARCの有効利用を目指して−

開 催 日 平成29年12月7日(木)

主催

日本材料学会関東支部

後援

茨城県
茨城大学フロンティア応用原子科学研究センター
茨城大学工学部付属・塑性加工科学教育研究センター

日時

平成29年12月7日(木)13:00〜16:50

会場

いばらき量子ビーム研究センターIQBRC
1F大会議室
茨城県那珂郡東海村白方162-1
TEL 029-352-3301
http://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/kagaku/chusei/kenkyu-kaihatsu/ryoshi-beam.html

交通

JR常磐線・東海駅下車 車で10分
JR東海駅東口から12時25分の送迎バスを用意しますのでご乗車ください.

主旨

中性子線は,高い透過能力や軽元素の検出が可能などの特性を有しており,中性子回折実験は,構造物内部の残留応力測定や水素を利用した燃料電池の開発,材料中のナノ析出物の定量評価などで活用されている.本講演会では,中性子による応力解析,多結晶体の集合組織解析,中性子ラジオグラフィを利用した非破壊検査技術について話題提供を頂き,材料研究に従事する若手研究者および技術者に,強力な研究・開発ツールとなりうる中性子回折について理解を深めていただく.また,世界最高クラスの大強度陽子ビームを生成する大強度陽子加速器施設J-PARC(Japan Proton Accelerator Research Complex:http://j-parc.jp/)の中で物質・生命科学実験施設の見学会を併せて実施する.

スケジュール

講演会13:00〜14:50

13:00〜13:05 開会挨拶

                 

日本材料学会 関東支部 支部長 小茂鳥 潤

13:05〜13:20 茨城県中性子ビームラインの紹介と取り組み

城県企画部 富田 俊郎

13:20〜13:40 中性子を利用した応力及び組織解析

J-PARCセンターMLFディビジョン
ステファヌス ハルヨ

13:40〜14:00 中性子を利用した多結晶材料の集合組織解析

茨城大学フロンティアセンター 小貫祐介

休憩10分

14:10〜14:30 中性子ラジオグラフィを利用した非破壊検査技術

J-PARCセンターMLFディビジョン 篠原 武尚

14:30〜14:50 J-PARC施設紹介と利用方法について

J -PARCセンターMLFディビジョン 中島 健次

講演会終了後バスで見学施設へ移動

見学会15:20-16:50

大強度陽子加速器施設(J-PARC MLF)見学

J-PARCセンターMLFディビジョン
曽山 和彦,相澤 一也

見学終了後にIQBRC経由で東海駅まで送迎

定員

50名

参加費

会 員:1,000円
非会員:3,000円
学 生:無料

参加申込

E-mail で「日本材料学会 関東支部 講演と見学の会 材料研究に使える中性子回折」に参加希望と明記し,御所属,所在地,役職名,御芳名,電話番号,メールアドレス,会員番号(会員の方のみ),年齢とともに,平成29年11月8日(水)までに下記にお申し込みください.なお,外国籍の方は別途手続きが必要となりますので早急にご連絡をお願いいたします.

申込先

茨城大学大学院・理工学研究科・量子線科学専攻
西野 創一郎
E-mail: souichiro.nishino.sn@vc.ibaraki.ac.jp

※講演会参加申込みの際にお届けいただいた個人情報は,諸連絡,行事案内等の日本材料学会の事業運営のみに使用させていただきます.