第6回 若手研究者および技術者のための高温強度講習会(実習付き)

開催日  平成30年9月26日(水)〜9月28日(金)

主催

日本材料学会

協賛

ステンレス協会,日本機械学会,日本金属学会,日本材料強度学会,日本材料科学会,日本鉄鋼協会,日本溶接協会,溶接学会(予定)

期日

平成30年9月26日(水)〜28日(金)
(28日は希望者のみ)

会場

叶_戸工業試験場 播磨事業所
(〒675-0155兵庫県加古郡播磨町新島47-13 Tel:079-435-5010,http://www.kmtl.co.jp/)

タービンやボイラー,エンジン等,高温に曝される機器の設計や保守・管理を行う場合,用いる材料の変形や破壊,強度に関する知識が必要不可欠です.しかし,高温強度を専門的に取り扱った講習会は少なく,また,教科書的に読むことができる文献も少ないのが現状です.
高温強度部門委員会では,2008年に50周年記念出版として「高温強度の基礎・考え方・応用」を発刊し,併せて,若手研究者および技術者を対象とした高温強度に関する講習会を開催しました.講習会に参加された方々の好評に応え,第6回の講習会を開催いたします.本講習会は,高温強度に関する知識をあまりお持ちでない初学者や若手技術者を対象としており,「高温強度の基礎・考え方・応用」をテキストとした講義編に加え,高温強度関連の実験実習の実験編から構成されています.さらに,今回も3日目に希望者に対して実験技術の詳細な解説と実習を予定しています.
このような講習会は他にほとんどないと思われますので,奮ってご参加下さい.なお,講習会参加者には「修了証」を発行します.

プログラム

9月26日(水)

・開会挨拶および講習会全体説明 (8:50〜9:00)

日本材料学会高温強度部門委員会 委員長 伊藤隆基

  1. 高温強度の基礎 (9:00〜9:50)

    福井大学 旭吉雅健

    高温構造物が受ける負荷および損傷など室温と異なる高温特有の事象について概説する.

  2. 高温における疲労破損 (10:00〜10:50, 11:00〜11:50)

    千葉大学 山崎泰広

    高温においては,室温においてみられる繰返し依存型の疲労破壊と異なり,時間効果を含む破損が生じる.ここでは,疲労破壊に及ぼす時間効果,クリープ疲労破壊および熱疲労破壊について概説する.

  3. 高温におけるクリープ破損 (13:00〜13:50, 14:00〜14:50)

    蟹HI 吉田公亮

    高温における代表的な損傷形態であるクリープ現象について解説するとともに,クリープ構成式および長時間クリープ破断時間の推定方法などを紹介する.

  4. 高温破壊力学 (15:00〜15:50)

    東京工業大学 阪口基己

    高温におけるき裂発生・進展挙動の概要と高温破壊力学について講述する.

  5. 特別講演会 (16:20〜17:20)

    立命館大学 坂根政男

・懇親会(自由参加,無料)   (17:30〜19:00)

9月27日(木)

  1. 耐熱金属材料     (9:00〜9:50, 10:00〜10:50)

    物質・材料研究機構 澤田浩太

    耐熱金属材料は各種高温装置の心臓部に使用されており,その種類は多岐に亘る.これら材料の使用環境はますます厳しくなりつつあり,材料に対する要求性能も過酷化の一途をたどっている.ここでは,耐熱金属材料を理解する上で不可欠な原子拡散とミクロ組織変化の関連について概説するとともに,高温強度向上の基礎となる強化因子やミクロ組織の特徴を紹介する.

  2. 高温機器の寿命診断 (11:00〜11:50)

    東北大学 野中勇

    高温機器を安全に運転するためには,部材の寿命を管理することが要求される.そのためには,使用環境下の部材の劣化機構を解明して,それに基づく損傷計測技術を確立する必要がある.ここでは,火力発電機器を中心に,実機の損傷事例,部材の劣化機構,損傷計測技術および,余寿命診断技術について解説する.

  3. 高温材料試験技術 (13:00〜14:00)

    鞄月ナ 鈴木悠介

    高温材料の強度評価に必要な高温引張試験法,クリープ試験法,高温疲労試験法,熱疲労試験法,高温き裂進展試験法,金属組織観察法等とその技術を概説する.

  4. 高温材料試験実習(I) (14:20〜16:20)

    叶_戸工業試験場

    高温材料の強度評価に必要なクリープ試験,高温疲労試験,クリープ疲労試験,熱疲労試験等の各種試験の実験設備および試験片加工・研磨の見学と,実験方法に関する簡単な実習を行う.

・閉会の挨拶

日本材料学会高温強度部門委員会 委員長 伊藤隆基

9月28日(金) (希望者のみ,15名限定)

  1. 高温材料試験実習(II) (9:30〜16:00)

    叶_戸工業試験場

     実験装置を実際に操作することにより,高温材料の各種強度評価に必要な技術を修得する.

定員 ※1

40名(3日目の高温材料試験実習(II)は15名限定 ※2

参加費 ※3

会員 32,000円
非会員  45,000円
学生会員    16,000円

(いずれもテキスト「高温強度の基礎・考え方・応用」代(定価10,286円)を含む)

※1  申込み先着順とします.参加者が多数の場合,学生の方はお断りする場合がありますので,ご了承下さい.
※2  申込み先着順とします.申込み時に3日目の参加希望の有無を明記してください.
※3  既にテキストを参加者本人が購入済みでテキスト不要の場合は,会員:27,000円,非会員:40,000円です.賛助会員の機関に所属されている方および協賛学協会会員の方も会員価格でお申込みいただけます.

申込締切

7月20日(金)(定員になり次第締め切ります)
7月20日(金)までに入金された方には,予め講習会テキストを郵送(8月20日発送予定)いたします.

申込方法

ホームページからお申し込みいただき,郵便振替または銀行振込でお支払い下さい.請求書等の書類が必要な方はその旨お知らせ下さい.現金にてお支払いの場合には,上記ホームページにて所定の項目にご記入頂いた後の確認画面を印刷し,参加料を添えて下記へお申し込み下さい.なお,ホームページにアクセスできない方は参加申込書(随意用紙)に氏名,勤務先,電話番号,所属団体名等を明記いただき,FAXもしくは郵送でお申し込み下さい.

申込先

〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
日本材料学会「若手研究者および技術者のための高温強度講習会」係
   TEL:075-761-5321 FAX:075-761-5325
   E-mail  jimu@jsms.jp

   郵便振替口座01000-1-26625番
   みずほ銀行出町支店 普通預金口座1005419
   口座名義 公益社団法人 日本材料学会
        コウエキシャダンホウジン ニホンザイリョウガッカイ

[ご注意]

  1. 参加者には参加証をお送りしますので,ご持参願います.
  2. 実習時(第2日目および第3日目)の服装は,実習に支障がないようにご配慮願います(作業着・安全靴の着用は不要です).
  3. 講師その他やむを得ない事情により,プログラムに変更が生じる場合がありますので,予めご了承願います.
  4. 参加費の払い戻しはいたしません.
  5. 昼食(2回分.3日目もご参加の方は3回分)をご用意いたします(参加費に含む).
  6. 会場最寄りのJR土山駅からは公共交通機関事情が不便ですので,神戸工業試験場様の送迎バスをご用意する予定です.詳細が決まり次第ご連絡いたします.

※講習会参加の申込の際にお届けいただいた個人情報は,本講習会の運営にのみ使用させていただきます.