日本材料学会誌投稿規程(平成12年4月1日改定)

 
 
1.投稿資格
 投稿の著者(連名の場合は1名以上)は,日本材料学会正会員,名誉会員または学生会員でなければならな
い.ただし,とくに依頼したものについてはこの限りではない.
 
2.著作権
 会誌「材料」に掲載された記事についての著作権は日本材料学会に属する.
 
3.投稿手続き・受理
 3・1 投稿できる原稿は,6.に定める論文,資料,総説,講座,解説,談話室,海外トピックス,委員会報告,巻頭言,討論のいずれかとする.
 3・2 投稿原稿は,7.に定める規定ページ数および別に定める「原稿執筆上の規約」を満たすものでなければならない.それを満たさない原稿は事務的に返却する.
 3・3 投稿にあたっては,所定の投稿申込用紙ならびに原稿の鮮明なコピー3部を提出しなければならない.もとの原稿は,編集委員会より要請があるまで,著者が保管しておくこと.提出された本原稿およびフロッピーディスクについては,著者からの要請がなければ,返却しない.
なお,カラー写真掲載の申し出については,編集委員会でその必要性が認められた場合に限り掲載することができるが,それに係わる経費は著者負担とする.
 3・4 原稿は,日本材料学会編集委員会(〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1の101)宛に提出し,その到着日をもって受理日とする.
 3・5 一連の研究を投稿する場合も,各報の論文題名は同一のものであってはならない。第1報の論文に大題名および第1報であることが明記されているとともに,第2報以降は,前報が本会会誌の同じ種別のものとして掲載済みまたは投稿済みであり,その旨を投稿申込用紙に記載しなければならない.
 3・6 掲載年月が予定されている原稿については,その記事の種別に応じて以下に示す期日までに到着しなければならない.
・特集号に掲載希望の原稿は掲載年月の9ヶ月前
・講座については掲載年月の8ヶ月前
・談話室,海外トピックスについては掲載年月の3ヶ月前
なお,いずれも当該月の10日までに必着とする.
 3・7 掲載が決定すれば,原稿中の文章を別途定めるファイル様式で保存したフロッピーディスクを提出しなければならない.なお,このフロッピーディスクが提出できない場合は学会事務局で作成するが,そのための経費は著者が負担するものとする.ただし,依頼した総説,講座,解説についてはこの限りではない。
 3・8 編集委員会が専門家による添削が必要と判断した英文要旨については,学会事務局から英文    添削を依頼するが,別に定める経費を著者が負担するものとする。
 
4.原稿の採否
投稿原稿の採否は本会審査基準に則って編集委員会が決定する.編集委員会は投稿原稿について訂正を求めることがある.訂正を求められた原稿が返送日より3ヶ月以内に再提出されない場合,その原稿は原則として整理する.
 
5.原稿の取下げ
 5・1 原稿を取下げたい場合は,代表責任者が署名捺印をした理由書を編集委員会宛に提出しなければならない.
 5・2 一度取下げた原稿の再投稿は,すべて新原稿として受理する.
 
6.投稿原稿の種別
 6・1 論 文
     論文は,その内容が未発表のものであって,理論,実験等に誤りがなく,材料学に関して独創的な研究で,価値ある結論あるいは事実を含むものとする.
     なお,未発表のものとは,類似の内容が本会の受理日以前に国内外の印刷物に投稿または掲載されていないものをいう.
 6・2 資 料
     資料は,その内容が未発表のものであって,学術的,技術的に価値があり,会員の研究に参考資料として役立つものとする.未発表の定義は,論文の場合に準じる.
 6・3 総 説
     総説は,材料学に関する特定の題目に関する研究を広くかつ普遍的に総括,説明し,その研究の推移を知るうえに役立つものとする.
 6・4 講 座
     講座は,特定の題目について,基礎的事項から専門的事項までの内容を修得させることを目的としたもので,3号以上10号以下に連載するものとする.
 6・5 解 説
     解説は,新しい事実,各分野の境界の問題を専門外の会員にも理解できるように説明したものとする.
 6・6 談話室
     談話室は,材料学の新しい学問の流れ,新しい概念,用語,製品などを専門外の会員にも理解できるように解説したものとする.
 6・7 海外トピックス
     海外トピックスは,海外で開催された会議,海外の研究機関での滞在,国際共同プロジェクト,国際委員会等について,その活動内容や,体験談などを専門外の会員にも理解できるよう紹介するものとする。
 6・8 委員会報告
     委員会報告は,本会に属する各研究部門委員会の研究・調査の結果をまとめたもので,一般会員の研究推進に役立つものとする.
 6・9 巻頭言
     巻頭言は,特集発行の趣旨を簡潔に述べたものとする.
 6・10 討論
討論は,会誌「材料」に掲載された論文および資料に対するものとし,これらの記事が掲載された月より6ケ月以内に提出されなければならない。
討論は,単なる質問や自身の既発表の主張の繰返しではなく,掲載された記事に対して別の解釈を示すなど,それ自体が学問的価値をもつものでなければならない。
提出された討論に対して,2ケ月以内に,対象となった記事の著者より回答が提出されれば討論と回答を同一号に掲載する。期限までに回答が提出されない場合,討論のみを掲載する。
 
7.投稿原稿の規定ページ数
投稿原稿の1編につき規定の刷上りページ数は,記事種別に応じて原則として下表のとおりとする.

記事種別

論  文

資  料

総  説

講  座

解  説

規  定

ページ数

6ページ

以 内*1

6ページ

以 内*2

10ページ

以 内*2

6ページ

以 内*2

6ページ

以 内*2

記事種別

談 話 室

海 外

トピックス

委 員 会

報 告

巻 頭 言

討論および回答

規  定

ページ数

2ページ

 

2ページ

以 内

6ページ

以 内*3

1ページ

以 内

各2ページ

以 内

 *1)2ページまでの超過は認めるが、別に定める別刷価格が割増となる。 
 *2)やむを得ない場合1ページの超過に限りこれを容認するが,別に定める別刷価格が割増となる.
 *3)6ページを超えることが予想される場合については,あらかじめ編集委員会に申し出て承諾を得なければならない.この際の別刷価格は別に定める割増価格となる.
 
8.別刷の購入
 8・1 著者は,論文,資料,総説,解説,講座,委員会報告の掲載1編につき50部の別刷を購入しなければならない.ただし,編集委員会が依頼した総説,解説についてはこの限りではない.
 8・2 別刷価格は別に定めるところによる.