Sn-37PbおよびSn-3.5Agはんだのクリープおよびクリープ疲労データベース(Factual Database on Creep and Creep-Fatigue Properties of Sn-37Pb and Sn-3.5Ag Solders)
発行
日本材料学会
企画
日本材料学会高温強度部門委員会
体裁
A4版ハードカバー 英文458頁(CD-ROM付)
定価
96,759円(本体価格87,963円)送料込
会員特価
87,083円 送料込
データベースの概要
日本材料学会では高温強度部門委員会に「はんだ強度評価法ワーキンググループ」を設置し,これまでにはんだの標準試験法として,2000年に「はんだの引張試験法標準」,「はんだの低サイクル疲労試験法標準」および「はんだの引張および低サイクル疲労データベース」を刊行してきた.
はんだ接合部の信頼性評価のためには,さらにはんだのクリープやクリープ疲労試験法の標準化が必要であるとの観点から,上記ワーキンググループにおいて,はんだのクリープやクリープ疲労に関する共同研究を2000年から2004年にわたって実施し,それらの成果に基づいて,2004年に「はんだのクリープ試験法標準」,「はんだのクリープ疲労試験法標準」を刊行した.
本データベースは上記のクリープおよびクリープ疲労試験法標準に基づき,Sn-37PbおよびSn-3.5Agの2種類のはんだのクリープおよびクリープ疲労データを収録したものである.なお,本データベースに収録されているデータは,すべてワーキングの委員により上記標準法に準拠した実験を通じて取得されたものであり,データの安定性や信頼性は極めて高く,はんだの標準データというべきものである.
データベースの収録内容
第1章 クリープ
1.1 材料および試験片
Sn-37Pbおよび Sn-3.5Ag
試験温度:Sn-37Pb 263, 313, 353, 398 K
Sn-3.5Ag 263, 313, 341, 398 K
応力範囲:Sn-37Pb 1.5-24.0 MPa
Sn-3.5Ag 5.0-30.0 MPa
1.2 鋳造条件および熱処理
1.3 試験方法
1.4 記号
1.5 クリープ疲労データ
応力クリープ破断時間関係,破断伸び,クリープ破断絞り,クリープ曲線,応力最小クリープひずみ速度関係,破断試験片写真,損傷写真
第2章 クリープ疲労
2.1 材料および試験片
Sn-37Pbおよび Sn-3.5Ag
試験温度:313 K
ひずみ範囲Sn-37Pb 0.5-1.2 %
Sn-3.5Ag 0.5-2.0 MPa
2.2 鋳造条件および熱処理
2.3 試験方法
ひずみ波形:PP, PC, CP, CC, TH波の5波形
2.4 記号
2.5 クリープ疲労データ
全ひずみ範囲−クリープ疲労寿命関係,応力振幅と繰返し数との関係,ヒステリシスループ,1サイクル中での応力・ひずみと時間の関係,破断試験片写真,損傷写真
申込方法
書名,部数,会員・非会員の別,送付先,電話番号を記入の上,FAXまたは電子メールで下記へお申し込みください.
申込先
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
日本材料学会 出版部
FAX(075)761-5325
E-mail: jimu@office.jsms.jp