−高温機器の余寿命診断のための−微小サンプルクリープ試験法標準
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日本材料学会高温強度部門委員会 微小サンプルクリープ試験法ワーキンググループ
体裁
A4判 183ページ(ISBN 978-4-901381-38-3)
定価
16,500円(本体15,000円+税)
会員特価
11,550円
送料
430円
概要
火力発電設備を始めとする経年高温機器の余寿命診断手法として,実機から採取した微小なサンプルを用いてクリープ試験を行う,スモールパンチクリープ(SPC)試験やミニチュアクリープ(MC)試験が注目されている.しかし,これまで標準的な試験法が無かったため,日本材料学会では高温強度部門委員会に「微小サンプルクリープ試験法ワーキンググループ」を設置し,試験法標準を作成するために活動を続けてきた. この度,文献調査結果,SPCラウンドロビン試験結果および試験法標準を成果報告書として取りまとめた.本書が微小サンプルクリープ試験の普及を促し,経年高温機器の保全に貢献することを期待する.
目次
第T部 スモールパンチクリープ試験法標準【本文】
1.まえがき
2.用語と記号
3.実機サンプリング法
4.試験装置
5.ダイ,ボールおよびパンチャー
6.試験片
7.試験方法
8.試験の有効性
9.余寿命評価法
10.報告事項
【解説】
1.実機サンプリング法
2.試験装置、試験治具、試験片
3.寿命に及ぼす諸因子の影響
4.荷重/応力換算式とその導き方
5.荷重/応力換算式の数理的関係
6.荷重/応力値に及ぼす諸因子の影響
7.実機余寿命予測法
8.FEM解析法と解析結果
【付録1】
ラウンドロビン試験結果
【付録2】
スモールパンチクリープに関する世界の動向調査結果
第U部 ミニチュアクリープ試験法標準
【本文】
1. まえがき
2. 試験装置
3. 試験片
4. 試験方法
5. 試験の有効性
6. 報告事項
【解説】
1. 試験片の寸法効果
2. 雰囲気シールドによる荷重への影響
3. 試験機への試験片の取付方法
4. スモールパンチクリープ試験との比較
申込方法
書名,部数,必要書類,会員・非会員の別,送付先,電話番号をご記入の上,FAXまたは電子メールでお申し込みください.
申込先
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
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