第116回高分子材料セミナー
(第201回高分子材料部門委員会(公開))

開催日  令和6年12月10日(火)

主催

日本材料学会高分子材料部門委員会

日時

令和6年12月10日(火) 10:00 - 17:10

会場

京都工芸繊維大学15号館 N105講義室
(京都市左京区橋上町1 京都工芸繊維大学15号館)

主題

『頑張る若手の”hola(オラ)が研究”自慢9』

趣旨

高分子材料部門委員会では、今年度も「頑張る若手の”hola(オラ)が研究”自慢」と銘打ち、若手研究者が最新の研究成果について発表するセミナーを開催いたします。若手研究者の発表に関しては、厳正なる審査で認められた研究発表に対して優秀発表賞を授与します。多数の方のご発表をお待ちしております。

参加費

無料

参加申込

不要(当日会場へ直接お越しください)

問い合わせ先

京都工芸繊維大学繊維学系 櫻井伸一
E-mail:shin @kit.ac.jp

プログラム(座長依頼中)

10:00〜10:05 開会の挨拶

10:05〜11:05 座長 竹田正直((株)カネカ)

  1. 加硫天然ゴムシートの等二軸伸長下での斜め45度亀裂周辺のマイクロビームWAXDマッピング
    ○今井一希、田中塁登(京工繊大院工)、増永啓康(JASRI /SPring-8)、北村祐二、角田克彦((株)ブリヂストン)、浦山健治(京大院工)、櫻井伸一(京工繊大)
  2. 天然ゴムを伸長して生成させた結晶が高速収縮過程において融解する挙動の2次元広角X線回折による解明
    ○植村太一、田中塁登(京工繊大院)、増永啓康(JASRI /SPring-8)、北村祐二、角田克彦((株)ブリヂストン)、浦山健治(京大院工)、櫻井伸一(京工繊大)
  3. 加硫天然ゴムの二段階二軸伸長過程におけるひずみ誘起結晶化/融解挙動の研究
    ○丈達優希、田中塁登(京工繊大院)、増永啓康(JSRI/SPring-8)、北村祐二、角田克彦((株)ブリヂストン)、浦山健治(京大院工)、櫻井伸一(京工繊大)
  4. ポリウレタン系液晶エラストマーの一軸延伸にともなうナノ構造の変化の小角 X 線散乱による研究
    ○杉野由芽、野田知花、遠藤竜也(TOYO TIRE(株))、高木秀彰(高エネ研)、櫻井伸一(京工繊大)

11:05〜11:50 座長 櫻井伸一(京工繊大)

  1. Influence of Biased Blend Composition on Crystallization Behavior of Poly(L-lactic acid)/Poly(D-lactic acid) Blends
    ○Supanont Jamornsuriya(Kyoto Institute of Technology), Hideaki Takagi(KEK), Shinichi Sakurai(Kyoto Institute of Technology)
  2. 高分子化イオン液体ゲルの膨潤特性
    ○井筒治棋、浦川理、井上正志(阪大院理)
  3. ポリ(アクリル酸-co-アクリル酸エチル)をベースポリマーとしたアイオノマーの熱レオロジー挙動
    ○須田拓人、浦川理、井上正志(阪大院理)

11:50〜13:00 昼食

13:00〜14:00 座長 松葉豪(山形大院有機材料システム)

  1. 熱可塑性ポリアミドエラストマーにおける相分離構造が降伏変形挙動に与える影響
    ○桑原裕太、木田拓充、竹下宏樹、徳満勝久(滋賀県大院)
  2. 高密度ポリエチレンの流動結晶化に与える仕事量の役割
    ○上西尚輝、木田拓充、竹下宏樹、徳満勝久(滋賀県大院)
  3. エチレン/スチレン/ブタジエン3元共重合体の高次構造と力学特性
    ○世古口太貴、竹下宏樹、木田拓充、徳満勝久(滋賀県大院)、会田昭二郎((株)ブリヂストン)
  4. 分子量が結晶性高分子のひずみ硬化挙動に与える影響
    ○木村三士朗, 木田拓充, 竹下宏樹, 徳満勝久(滋賀県大院)

14:00〜15:00 座長 伊藤麻絵(金沢大院)

  1. Lying Helix構造を持つコレステリック液晶エラストマーの力学応答特性
    ○谷埜広大、浦山健治(京大院工)
  2. エチルセルロース液晶性濃厚溶液の等方相におけるからみ合い挙動
    ○山下昌高, 浦山健治, 堀中順一(京大院工)
  3. 亜臨界水を用いて作製した海藻由来多糖の高濃度ゲルの高い靭性と耐熱性
    ○原恒士郎、浦山健治、堀中順一(京大院工)
  4. ナノコンポジットソフト材料におけるき裂開口に伴う内部ダメージの発展過程の解析
    ○徳留悠樹、Mai Thanh-Tam、浦山健治(京大院工)

15:00〜15:20 休憩

15:20〜16:05 座長 堀中順一(京大院工)

  1. 強弱の縞状配向パターンがガラス状高分子フィルムの引張特性に与える影響
    ○奈須彪真、信川省吾、猪股克弘(名工大院工)
  2. 炭素繊維を複合化した架橋PMMAの力学特性および形状記憶特性に及ぼす架橋密度の影響
    ○杉本一眞、信川省吾、猪股克弘(名工大院工)
  3. シンジオタクチックポリスチレンと変性ポリフェニレンエーテルのブレンドフィルムにおける結晶系の構造解析
    ○草野智、松葉豪(山形大院有機材料システム)

16:05〜17:05 座長 信川省吾(名工大)

  1. 異なる共重合比を有するポリウレタンの一軸伸長過程における階層構造変化
    ○高久巧成、松葉豪(山形大院有機材料システム)
  2. ノルマルアルカンを添加した高密度ポリエチレンの構造および力学物性に関する研究
    ○飛田彬成, 松平希咲, 比江嶋祐介, 伊藤麻絵, 新田晃平(金沢大院)
  3. ガンマ線照射による架橋が及ぼす高密度ポリエチレンの力学物性と微視的構造への影響
    ○田中 秀治、竹下 宏樹、木田 拓充、徳満 勝久(滋賀大院)、出崎 亮、前川 康成(量子科学技術研究開発機構)、永濱 毅紘、上田中 隆志(滋賀県東北部工業技術センター)
  4. 各種のα-オレフィンを用いたコポリマー化がポリメチルペンテンの力学特性に与える影響
    ○長谷川弘武、伊藤麻絵、新田晃平、比江嶋祐介(金沢大院)、尾形周平、岡本勝彦(三井化学)

17: 05〜17:10 講評と閉会の挨拶