腐食防食部門委員会 第349回例会
開催日 令和5年7月11日 (火)
主催
公益社団法人 日本材料学会
協賛
安全工学会,化学工学会,火力原子力発電技術協会,近畿化学協会,軽金属学会,資源・素材学会,ステンレス協会,電気化学会,土木学会,日本化学会,日本機械学会,日本金属学会,日本原子力学会,日本建築学会,日本鋼構造協会,日本コンクリート工学会,日本材料科学会,日本鉄鋼協会,日本非破壊検査協会,日本プラントメンテナンス協会,日本分析化学会,日本防錆技術協会,日本保全学会,日本溶射学会,日本溶接協会,表面技術協会,腐食防食学会,溶接学会
日時
令和5年7月11日 (火) 10:30〜17:00
会場
大阪府教育会館 たかつガーデン 2 階 コスモス
〒543-0021 大阪市天王寺区東高津町7番11号
(近鉄「大阪上本町」駅から徒歩約5分,Osaka Metro 谷町線「谷町九丁目」駅から徒歩約8分.
http://www.takatsu.or.jp/access.html)
主題
『鉄筋コンクリート構造物における腐食損傷の現状と対策』
内容
鉄筋コンクリートは、建築物や道路、鉄道など多数の社会インフラを構成する基礎材料であるが、地球環境においては中性化や塩分などに起因した鉄筋腐食を考慮する必要がある。今後、社会や国土の強靭化を推進するためにも、これまで以上に高いレベルで鉄筋コンクリート構造物の維持管理をおこない長寿命化を図ることは必要不可欠であるとともに、防災・減災に寄与する重要なテーマである。本例会では、鉄筋コンクリート構造物の腐食損傷に関して、これまで蓄積されてきた知見と今後の課題について総合的にご講演いただく。また、腐食損傷が非常に激しい軍艦島の鉄筋コンクリート構造物の劣化をご紹介いただく。さらに、コンクリート中の鋼材の腐食挙動や劣化対策技術についても議論を加える。各講師のご講演を通じて鉄筋コンクリート構造物の劣化の現状と対策について議論することが、さらなる長寿命化を実現する研究開発に繋がることを期待する。
プログラム
Business Meeting 10:30〜10:45
(司会 左藤眞市 大阪産業技術研究所)
コンクリート構造物の鉄筋腐食の現状と課題
10:45〜11:35
高谷 哲 京都大学
軍艦島における鉄筋コンクリート構造物の劣化と鉄筋腐食
11:35〜12:25
福山智子 立命館大学
コンクリート中鋼材の腐食発生と腐食進展に及ぼす種々の因子
13:30〜14:20
土井康太郎 物質・材料研究機構
休憩 12:25〜13:30
(司会 山下正人 (株)京都マテリアルズ)
コンクリート中の湿度挙動に着目した保護性さびの形成メカニズム
14:20〜15:10
左藤眞市 大阪産業技術研究所
塩害劣化対策としての電気防食技術と適用事例
15:20〜16:10
小林浩之 (株) ナカボーテック
表面保護工によるコンクリート構造物の予防保全と劣化対策
16:10〜17:00
関 智行 大日本塗料(株)
休憩 15:10〜15:20
【申込方法・申込先】
以下の期日までに参加者の(a)所属・(b)氏名・(c)メールアドレスを日本材料学会の事務局宛にメールで連絡ください.メールの見出しおよび本文に, 「腐食防食部門委員会第349回例会参加申し込み」と明記ください.
●腐食防食部門委員会委員でない方は,(d)右のいずれかの会員種別と(e)資料送付先住所添えてください.(日本材料学会会員,協賛学協会会員(協賛学協会名),非会員)
※委員外の方におかれましては,協賛学会会員も含め「対面開催」(オンラインは不可)となります.ご了承ください.
■申し込み期限:2023年7月4日(火) 正午 (※必ず期限までにお願いします)
E-mail: jimu@office.jsms.jp
Tel: 075-761-5321, Fax: 075-761-5325 ■参加費
腐食防食部門委員会委員以外の方は, 参加費をお振込みください.
日本材料学会・協賛学会会員: 5,000円
その他 非会員: 10,000円
銀行:みずほ銀行 (普通口座)
出町支店
口座番号:1152944
口座名義:公益社団法人日本材料学会(コウエキシャダンホウジンニホンザイリョウガッカイ)
送金についてお願い
※ご所属名義でのご送金の場合は,必ず送金明細(お名前・送金日・明細)をFAXもしくはE-MAIL等でご連絡ください.
受領処理に誤りが生じご迷惑をおかけすることがございますので,ご協力賜りますようお願いいたします.