信頼性フォーラム
超高サイクル疲労の最新研究動向
企画
信頼性工学部門委員会
会場
室蘭工業大学 教育・研究1号館C棟C104
日時
2019年5月26日(日)9:00〜11:55
趣旨
近年,資源の節約や環境保護が重要視されており,さらにはコスト削減といった経済的な問題も相俟って既設機械構造物の更新が容易でない状況があります.従って,既設機械構造物が当初の設計寿命を超えても,保守・管理技術を組み合わせることにより,長期間使用せざるを得ない状況に直面しています.このような背景から,既設機械構造物の長期安全性・信頼性の確保が求められており,部材の超高サイクル疲労特性を把握することは非常に重要な課題となっています.今回のフォーラムでは,超高サイクル疲労の研究をご牽引されてきた立命館大学名誉教授酒井達雄先生と当該分野において第一線でご活躍中の北海道大学教授中村孝先生と静岡大学教授島村佳伸先生にご講演いただきます.多数のご参加をお待ちしております.
プログラム
オーガナイザー
中村裕紀,三好哲也
基調講演 (9:00〜9:50)
高強度鋼の超高サイクル疲労特性に対する確率モデルの構成と定量解析
立命館大学 名誉教授
酒井 達雄 氏
一般講演(1) (9:50-10:40)
放射光顕微CTによる内部微小疲労き裂発生・進展過程の観察
北海道大学 教授
中村 孝 氏
< 休 憩 > (10:40-10:50)
一般講演(2) (10:50-11:40)
超音波疲労試験技術によるCFRPの超高サイクル疲労
静岡大学 教授
島村 佳伸 氏