信頼性フォーラム
激甚化する自然災害と信頼性
企画
信頼性工学部門委員会
会場
出島メッセ長崎 会議室109
日時
2024年5月26日(日)13:10〜16:20
趣旨
近年,我々は激甚化する自然災害に直面しています.気象変動や地球温暖化の進行,人間活動の影響などが複合的に絡み合い,災害の頻度や規模が増大するとともに変化しています.2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震は記憶に新しく,このことを象徴した大変深刻な災害でした.これより社会や生活基盤は大きな影響を受け,災害対策が追いつかない状況を目の当たりにしています.本フォーラムでは,災害に対する対応と復旧策に焦点を当てて手法や経験を共有します.具体的には,災害発生時における迅速な対応と復旧を可能にする災害レジリエンスの重要性,過去の実例を基にした災害状況と課題ならびに避難の重要性にフォーカスし,香川大学の白木渡氏,熊本大学の山尾敏孝氏ならびに北園芳人氏にご講演いただきます.信頼性の観点から災害対応の新しいアイディアやベストプラクティスを共有し,より安全で信頼性の高い社会を構築するための討論を行います.多数のみなさまのご参加をお待ちしております.
プログラム
オーガナイザー 黒田 雅利(熊本大学)
基調講演 (13:10-14:00)
激甚化・頻発化する自然災害への対応
〜 災害レジリエンス(縮災)という考え方 〜
香川大学 名誉教授
白木 渡 氏
一般講演(1) (14:00-14:50)
熊本地震による熊本城石垣の被災と復旧状況及び課題
熊本大学 名誉教授
山尾 敏孝 氏
<休憩> (14:50-15:00)
一般講演(2) (15:00-15:50)
激甚化する自然災害と避難
熊本大学 名誉教授
北園 芳人 氏