公開部門委員会
観察・評価・解析手法に関する研究動向
企画
破壊力学部門委員会
形式
現地対面およびオンライン開催
会場
日本大学工学部1号館 133号室
日時
2025年5月30日(金)13:00〜16:50
趣旨
材料の強度や耐久性の評価において、内部構造や欠陥の詳細な観察・評価・解析が不可欠です.近年、X線CT、超音波スペクトル解析、破面解析などの先端技術の発展により、材料の微細構造や損傷進展の可視化技術が飛躍的に向上しています.特に、放射光X線や高分解能位相差X線CTを用いた三次元観察、超音波を用いた接着界面の評価、破面解析による加工性の評価など、新しい手法が開発・適用され、材料科学や工学の分野での重要性が増しています.本分野の重要性が今後さらに高まると予想される中,「観察・評価・解析手法に関する研究動向」と題した研究討論会を企画しました.関連分野における最新の研究成果や取り組みについて3件のご講演をいただきます.本テーマに関心を持つ様々な分野の皆様の積極的な参加をお待ちしております.
プログラム
1.13:00〜13:30 ビジネスミーティング
2.13:40〜16:30 講演
(1)13:40〜14:30
放射光X線CTその場観察による微小き裂進展検出
北海道大学
高橋 航圭 氏
(2)14:40〜15:30
超音波スペクトル解析による硬化後および硬化中の接着層に対する特性評価
大阪大学
森 直樹 氏
(3)15:40〜16:30
熱的組織改質させたアモルファス合金の加工品質評価における破面解析の応用
東北大学
久慈 千栄子 氏