公開部門委員会
高温強度とデータサイエンス
企画
高温強度部門委員会
形式
現地対面およびオンライン開催
会場
日本大学工学部 1号館 132号室
日時
令和7年5月30日(金)13:00〜16:40
趣旨
高温強度研究に関わる現象は、温度、時間、繰返し数などの基本的な因子以外にも、環境や材質劣化などの影響を受けるため、強度や寿命予測の際に考慮すべき因子が多く、評価が複雑になることもあり、損傷や劣化のメカニズム、プロセスを解明するといったアプローチが多く、機械学習やAIなどデータサイエンスの適用は難しい印象があったと考えます。一方で、これまでに採取された膨大なデータや経験の活用といった課題に対する有用なツールになる可能性もあります。
今回の公開部門委員会では、高温強度分野でデータサイエンスに関わる研究を進められている方々にご講演いただき、今後の研究展開の参考となるような議論ができればと考えています。奮ってご参加ください。
プログラム
1. 13:00〜13:30 一般議事
2. 13:30〜16:20 講演
(1)13:30〜14:10
CMCの損傷・破壊とCT画像と深層学習を用いた特性予測
東京理科大学
井上 遼 氏
(2)14:10〜14:50
火力ボイラ伝熱管のクリープ破断時間の確率論的評価の試み
(一財)電力中央研究所
永井 政貴 氏
(3)15:00〜15:40
機械学習による金属の損傷形態推定
(株)IHI
宮澤 優斗 氏
(4)15:40〜16:20
AIを用いた材料高温力学特性の予測
立命館大学
何 磊 氏