東海支部 第1回見学会・講演会
「施工技術総合研究所の見学会および緊急仮設橋梁のセミナー」

開催日　令和3年9月13日（月）

主催

日本材料学会東海支部

期日

令和3年9月13日（月）14:00〜16:00

会場

オンライン方式による開催

要旨

多様化する自然災害に対して，内閣府から示された国土強靭化基本計画では，災害時における緊急輸送路を確保するために主要なインフラ構造物の耐震補強やメンテナンスが行われ，合わせて警察災害派遣隊，緊急消防援助隊， TEC-FORCEなどの初動対応を行うための体制・機能の充実・強化が重要な課題の一つとして推進されてきた．このような，人命救助や孤立集落に対する緊急路確保という観点から，既存の応急組立橋よりも迅速に架橋できる緊急仮設橋の必要性が提案され，その開発が多方面で進んでいる．
このような緊急仮設橋梁に関して，施工技術総合研究所では，特に，人命救助の観点から，被災後 72 時間以内に自力展開が可能なシザーズ型モバイルブリッジの開発，最近では新型の空圧膜構造（風船）の橋梁の施工実験を行っているとともに，土木学会構造工学委員会内の災害時の緊急架設を目的とした緊急仮設橋に関する調査研究小委員会において，今後の緊急仮設橋梁の基準整備に向けた中心的な役割を務めている．
本見学では，国内外の緊急仮設橋梁の構造形式に精通しておられる施工技術総合研究所の小野秀一氏に「災害時の緊急仮設を目的とした緊急仮設橋の変遷と最新動向」について講演いただくとともに，施工技術総合研究所にて施工試験が行われている緊急仮設橋梁の収納展開について動画またはライブ映像配信にて紹介いたします．ぜひ，奮ってご参加ください．

プログラム

14:00〜14:05　開会の挨拶（支部長）

14:05〜14:55　講演「災害時の緊急仮設を目的とした緊急仮設橋の変遷と最新動向」

講演者：施工技術総合研究所　研究第二部
部長　小野　秀一 氏

14:55〜15:00　休憩

15:00〜15:55　施工技術総合研究所と緊急仮設橋梁に関する動画（またはオンライン）視聴と質疑応答
・研究所紹介に関する動画
・緊急仮設橋梁の紹介と展開動画

講演者：施工技術総合研究所　研究第二部
勝呂　翔平 氏

ヒロセホールディングス株式会社
熊田　哲規 氏

15:55〜16:00　閉会の挨拶（副支部長）

参加費

無料

定員

100名（定員になり次第締切）

申込締切

令和3年9月6日（月）

申込方法

以下のGoogleフォームにて必要事項を記入の上，記入内容を送信する．
Google フォームアドレス：https://forms.gle/mMXLgm7XQT6Kp3JX8
またはE-mailにて「東海支部第1回見学会・講演会　参加希望」と明記の上，（1）ご氏名，（2）ご所属，（3）ご連絡先（電話番号，E-mailアドレス等），（4）会員種別，を明記の上，下記までご連絡ください．
〒501-1193　岐阜市柳戸1-1
岐阜大学工学部社会基盤工学科防災コース
木下幸治
E-mail：kinosita@gifu-u.ac.jp
Tel&Fax：058-293-2414

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